大人のマナー
社会人になると、上座はこっちで下座はこっちという基本的なビジネスマナーを叩き込まれるが、これは守るためのマナーに過ぎない。サッカーに例えるなら、守っているだけでは得点など入らず、攻めてゴールを決めることで初めて勝利は勝ち取れるものなのだ。会社でも同じようにマナーで攻めて自分の得点(評価)を稼ぐことができるのである。フィールドや得点を稼ぐための道具は違えど攻めることで勝ち取るというスポーツに共通している点がある。
本書「大人のマナー」は攻めのマナーを身に着ける指南書である。社会人と して叩き込まれた守りのマナーを攻めに転用することで、自分磨きを促進させる方法が満載だ。例えば、本書では会議における新人のマナーとして、積極的に上座に座るべきと言っている。これは、新人ほど積極性を見せなければいけないため、前の席に座ってどんどん発言しろということだ。
「人間関係を円滑にするもの」というマナーの建て前をさらに一歩掘り下げ、マナーを生かしてより的確に目的を達成させる大事さを説いている。 日本人のマナー低下が嘆かれている中で、ここぞというばかりに登場した本書は、新しく型破りのマナーを提示している。
書籍名:大人のマナー
著者名:中谷彰宏
発行元:ダイヤモンド社
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